公開日 2022年4月20日
南伊豆町、下田市、松崎町及び西伊豆町で協議を進めている【広域ごみ処理事業】についてお知らせします。
ごみ処理施設の状況
1市3町のごみ処理施設は、いずれも稼働から20年以上経過しています。
施設の耐用年数は、一般的に20年から25年とされており、各施設とも老朽化が進み、維持管理費が大きな負担となっております。
設 置 主 体 | 施 設 名 | 処 理 能 力 | 処 理 方 式 | 炉 形 式 | 稼 働 開 始 |
下田市 | 下田市営じん芥処理場 | 56t/日 | ストーカ式 | 准連続運転 | S57.4 |
南伊豆町 | 南伊豆町清掃センター |
15t/日 |
ストーカ式 | バッチ運転 | H3.3 |
松崎町 | クリーンピア松崎 | 16t/日 | ストーカ式 | 准連続運転 | H11.4 |
西伊豆町 | 西伊豆町クリーンセンター | 45t/日 | 流動床式 | 全連続運転 | H10.4 |
広域ごみ処理事業の必要性
人口減少社会では、ごみ処理に限らず、行政の様々な分野で広域連携が求められています。
広域で取り組むことにより、事務の効率化が図られ、事業費の削減などの効果が得られるためです。
ごみ処理においては、
「人口減少等に伴うごみ量の減により施設稼働率が低下し、非効率な運転となっていること」
「財政状況の悪化等により、自治体単独で施設を維持管理することが困難となっていること」
が挙げられ、持続可能なごみ処理事業を継続していくためには広域処理(集約化)が必要とされています。
広域ごみ処理基本構想
1市3町のごみ処理の現状と課題を整理し、広域化に向けた基本方針などを「南伊豆地域広域ごみ処理基本構想」としてまとめました。
南伊豆地域広域ごみ処理基本構想[概要版])[PDF:582KB]
詳細
第1章 広域ごみ処理基本構想策定の趣旨[PDF:854KB]
広域ごみ処理事業に関する1市3町の合意事項
これまでの協議で合意した事項について、1市3町で合意文書を取り交わしました。
南伊豆地域広域ごみ処理事業に関する覚書(写)[PDF:120KB]
今後のスケジュール等(予定)
今後のスケジュール等について、お知らせします。
南伊豆地域広域ごみ処理事業に係る一部事務組合設立準備室を立ち上げました。
南伊豆地域広域ごみ処理事業に係る一部事務組合設立準備室を設置し、1市3町が共同で進める共同処理体制の構築と必要な事務を行っていきます。
主な業務
①共同処理体制の構築(一部事務組合の設立)
②広域ごみ処理施設の整備に向けた調査、研究及び企画
③1市3町及び関係機関との連絡調整 他
令和4年度の事業予定
次の業務を実施し、広域ごみ処理施設の整備に向けた調査、研究及び企画を行っていきます。
①広域ごみ処理事業基本計画策定業務
②PFI等導入可能性調査業務
③生活環境影響調査業務
④地質調査