公開日 2025年1月10日
インフルエンザが警報レベルとなりました
2024年第51週(12/16~12/22)の感染症発生動向調査で、県内のインフルエンザの定点当たり患者報告数が38.14人に増加し、警報レベルの基準値(定点当たり患者報告数30人)を超えました。また、第52週(12/23~12/29)の感染症動向調査では、県内のインフルエンザの定点当たり患者報告数は68.3人となり、前週から大幅に増加し二週連続で警報レベルの基準値を超えている状態です。賀茂保健所管内も50.33人と急増しております。
今後さらに流行が拡大することも考えられますので、町民の皆様には、感染拡大防止対策に努めていただくようお願いします。
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴による飛沫感染です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等、全身症状が突然現れます。併せて、通常の風邪のような呼吸器症状(咳・鼻水など)も見られます。子どもや高齢者、免疫力が低下している方では、肺炎や脳炎を伴う等、重症化することがあります。
インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がります。例年、12月~3月が流行シーズンです。
感染拡大防止のために4つのお願い
1.医療機関や高齢者施設の受診や面会時は、極力マスク着用をお願いします。
2.体調に少しでも違和感(特にのど、鼻)がある時は、人と会う時にマスク着用をお願いします。
3.急に症状(咳・熱・のど痛)が出た時は、学校や仕事を早めに休んで療養をしてください。
4.人が集まるところでは、換気や手洗い、咳エチケット(咳くしゃみ時は口鼻をおおう)を励行してください。
予防接種について
インフルエンザワクチンには、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。
南伊豆町では、高齢者予防接種や子どもインフルエンザ予防接種について助成を行っています。詳細につきましては、下記案内チラシをご確認ください。
実施期間が令和7年1月31日までとなっておりますので、ご注意ください。
令和6年度子どもインフルエンザ予防接種のご案内[PDF:327KB]