「香り」への配慮について

公開日 2024年9月11日

「香り」に苦しんでいる人がいます

私たちが使用している日用品には、様々な化学物質が使用されています。特に香料等に含まれる化学物質により、不快を感じたり、様々な身体症状が現れる方がいます。

あなたにとって快適な「香り」が周りの人には苦痛になっていることがありますので、公共の場では香料の使用の配慮をお願いします。

 

香害とは

柔軟剤、消臭スプレー、制汗剤、芳香剤、合成洗剤などの香りにより、不快感や健康への被害が生じることを言います。香害が原因となって化学物質過敏症を発症する方もいます。

 

化学物質過敏症とは

日常生活である程度の化学物質が体内に取り込まれ、体がいったん過敏性になると、その後、ごく微量の化学物質に対しても頭痛やめまい、倦怠感などの症状が発生するものです。その反応は個人差が大きく、ある時を境に突然発症する方もいます。

 

主な症状

嗅覚過敏、目・鼻・のどの刺激症状、皮膚の紅斑、かゆみ、疲労感、頭痛、めまい、吐き気、うつ病などの精神症状、喘息、動機、下痢 など。

多岐にわたる症状があり、個人差があります。

 

原因となる化学物質を含むもの

香料、洗剤、柔軟剤、シャンプー、化粧品、整髪剤、制汗剤、農薬、除草剤、殺虫剤、タバコ、自動車の排気ガス、アルコール消毒液 など

 

対処法

症状を引き起こす化学物質から遠ざかることが有効と言われています。できるだけ接触する原因物質の量を少なくし、悪化因子を取り除きましょう。

 

香りへの配慮に関する啓発ポスター

その香り困っている人もいます[PDF:829KB]

(消費者庁・文部科学省・厚生労働省・経済省・環境省作成)

 

 

お問い合わせ

健康増進課
住所:静岡県 賀茂郡 南伊豆町 下賀茂315-1
TEL:0558-62-6255
FAX:0558-62-2493