麻しん(はしか)について

公開日 2023年6月1日

麻しん(はしか)日本上陸!

日本では数年前に麻しんは排除されていますが、海外から持ち込まれると感染することがあります。

現在、海外では麻しんが流行中。日本でも海外からウイルスが上陸しており、感染が広がってしまう可能性があるため、注意が必要です。

 

麻しんってなに?

・麻しんは、麻しんウイルスに感染しておこる全身感染症です。

感染力が非常に強く、免疫がない人が感染するとほぼ100%発症します。

・主に発熱や発疹などの症状があり、脳炎を合併することや死亡することのある極めて重い感染症です。

 

ワクチンを接種しましょう

・麻しんはマスクや手洗いでの予防が難しく、ワクチン接種が最も有効です。

・極めて稀ですが、感染してしまった際にも未接種の人より症状は軽く、周りへの感染を広げずに済みます。

 

麻しんワクチンの定期接種の実施時期(無償)​​​​​​

・1回目:生後12月から生後24月までの間

・2回目:5歳以上7歳未満(こども園年長相当)

 

麻しんワクチンを接種していない方

・任意での接種が可能です。

 自己負担がかかるため、費用等は医療機関にお問い合わせください。

 

麻しんかもと思ったら

・麻しん患者と接触し、約10日経ってから、熱・咳・のどの痛み・目が赤くなるなどの症状がでてきたら、麻しんの可能性があります。

 麻しんの可能性がある旨、事前に医療機関に連絡してから受診するようにしてください。