公開日 2015年11月4日
南伊豆町消防団事業
主たる事業
- 消防団員入団式(4月)
- 静岡県消防協会賀茂支部消防操法大会(隔年)
- 蔵置場査察(11月)
- 分団査察(11月)
- 消防団員出初式(1月)
会 議
- 消防本部役員会(毎月)
訓 練
- 新役員・新入団員訓練(4月)
- 水防訓練(7月)
- 総合防災訓練(9月)
- 地域防災訓練(12月)
- 津波避難訓練(3月)
研修及び講習
- 普通救命講習会(隔年)
- 市町訓練指導員研修会
その他
- 町内各地区の花火大会警備
- 消防資機材自主整備点検(毎月)
南伊豆町消防団の歴史
全国最初の消防発祥地
享保5年に三坂村に非常組という火防、水防の組織が結成されております。この非常組の結成は江戸の町火消と並んで日本最古のものといわれています。
- 三坂村消防組
明治初年頃、村内入間差田区・中木区・一色蝶ケ野区に若者組という集まりがあり、水災・火災の警防業務を行っていた。明治13年入間差田区若者組を廃止した。また、二社は共に若者組の後を引きつぎ、水災・火災の警防を行っていたが、明治27年6月3部制公設消防組を組織したと同時に解散した。 - 竹麻村消防組
古くから同村の湊、手石、青市の各地区の15歳から30歳の若者で組織する若衆組という防火団体があった。この団体は、村内においては有力な団体であったが、明治27年、これを廃止して第1部を手石、第2部を湊、第3部を青市に定めて3部制の公設消防組を組織した。 - 南上村消防組
江戸時代に村内の各地区には若者組という団体があった。この若者組は冬期火の番といって、各地区内を巡回して火災及び盗難の予防を行っていた。文久年間には幕府から御条目を下げられて、その活動範囲も消防、水防、蔵番、氏神祭典の執行等と決められた。これを契機として消防用の器具を購入して消防活動を行っていたが、安政5年50数戸、慶応元年30数戸を焼失した。このため、火災の鎮圧には、優秀な機具の必要性を痛感し、明治初年、4台の竜吐水を購入し、以後消防組発足まで長期にわたり消防業務を行っていたが、明治27年6部制の公設消防組となった。 - 南中村消防組
明治26年頃南中村には15歳以上の若者で組織する保安社という団体があった。この保安社では水鉄砲を備えて、消防の業務を行っていたが、明治27年消防組規則が発布されるとすぐ9月に村内各区では、その地名をつけた私設の消防組を組織した。明治32年になって初めて腕用ポンプを備えたが、一村に多くの私設消防組を置くより、これを合併して公設消防組を設置すべきであるという意見が多く明治43年7月私設消防組を合併して6部制公設消防組を設置した。 - 三浜村消防組
三浜村消防組の歴史は古く、約200年前の寛政年間、光格天皇の代に遡ることができる。当時、御条目という制度を定めて若者達はこれに従って水災、火災の警防、救護活動を行っていた。若者達は、この御条目を永い間受けつぎ明治時代に入ってもなおこれを行っていた。しかし明治18年1月妻良に青竜社、子浦東部に博愛社、西部に明倫社、伊浜に報安社が設けられて火災の防備に当ることになった。その後明治27年6月に三浜村公設消防組となり、4部制となったが、同年10月に再び妻良、子浦、伊浜の3組に分離し、大正8年になって、これらが統一された。 - 南崎村消防組
南崎村においては、文政9年頃既に若者達の団体があって、消防の業務を行っていた。当時、村内の若者達を一つにまとめるため若者仲間吟味帳というものが作られていたが、この中で若者連は火災、水難等に出動しなければならないとされていた。この若者連は、同村、下流、長津呂、大瀬の各地区に組織され、江戸時代においては組織に手を加えられることなく明治時代まで継承された。明治16年に至って長津呂は私設消防組となったが、その後、明治27年6月公設消防組となり、下流、長津呂、大瀬の3部制となった。
南伊豆町消防団の概要
消防団の仕事
消防団員は、普段はそれぞれが職業を持っていながら、いざという時は、火災等の現場へ出動し地域住民の生命・身体・財産を守ることが任務となっているボランティアの組織です。南伊豆町消防団は現在条例定数どおりの6分団310名で活動しています。
消防団のあゆみ
昭和30年 町村合併に伴い24分団、定員1,140名にて編成される。
昭和35年 機構改革により定員890名に改正される。
昭和38年 機構改革により定員884名に改正される。
昭和40年 機構改革により定員708名に改正される。
昭和57年 機構改革により6分団、定員506名に改正される。
昭和61年 機構改革により定員396名に改正される。
平成17年 機構改革により定員310名に改正される。
歴代消防団長
初代 土屋英次 (昭和30年 8月 ~ 昭和31年 10月 30日)
二代 鈴木吾平 (昭和31年10月31日 ~ 昭和36年 4月30日)
三代 渡辺兵庫 (昭和36年 5月31日 ~ 昭和38年 9月 2日)
四代 菊池兵吉 (昭和38年11月13日 ~ 昭和40年 11月 12 日)
五代 鈴木又吉 (昭和40年11月13日 ~ 昭和49年3月 31日)
六代 高橋 勉 (昭和49年 4月 1日 ~ 昭和54年 3月 31日)
七代 山本三雄 (昭和54年 4月 1日 ~ 昭和59年 3月 31日)
八代 鈴木 望 (昭和59年 4月 1日 ~ 平成 5年 3月 31日)
九代 菊池作弥 (平成 5年 4月 1日 ~ 平成14年 3月 31日)
十代 高橋道安 (平成14年 4月 1日 ~ 平成23年 3月 31日)
十一代 佐々木豊治 (平成23年 4月 1日 ~ 平成26年 3月 31日)
十二代 土屋 修 (平成26年 4月 1日 ~ 平成29年 3月 31日)
十三代 山本雅彦 (平成29年 4月 1日 ~ )