公開日 2021年8月26日
令和3年6月28日、町内の医療機関において入院・外来患者用の新型コロナウイルスワクチンが管理の不手際により常温で長時間放置したため、5バイアル30回分を廃棄した事例が判明したのでご報告します。
なお、今回の廃棄により南伊豆町が実施するワクチン接種でワクチンが不足する事はありません。
1 廃棄したワクチン及び数量
ファイザー社製 新型コロナウイルスワクチン 5本(30回分)
2 経過
・7月19日(月)
保管しているワクチンが無いため、町にワクチンの追加依頼(5本)
・7月21日(水)
保有しているワクチンが無いのは、ワクチン接種予定者が急遽拒否したため
予定した人数を接種出来かった事が重なったためと報告
・7月23日(金)
未使用のワクチンを廃棄したとの内部情報を病院内で確認
(7月15日(木)にワクチンを廃棄した目撃情報)
・7月29日(木)
ワクチンが足りず追加要請をした事由についての報告書を南伊豆町に提出
・8月3日(火)
静岡県、南伊豆町合同ヒアリング
・8月10日(火)
病院内調査の報告書を南伊豆町に提出
・8月12日(木)
静岡県、南伊豆町合同ヒアリング
・8月19日(木)
病院内調査の報告書を静岡県知事、南伊豆町長に再提出
・8月24日(火)
8月20日(金)南伊豆町から指摘された内容を修正し報告書を提出
3 廃棄の事由
当該医療機関は、6月28日(金)に30人に接種するため5バイアルを薬剤部から払い出したが、何らかの理由によりさらに5バイアル払い出しそれを常温で放置したため廃棄した
4 対応について
静岡県と共同で報告書の内容についてヒアリングを実施し、疑問点等について確認及び報告書の修正の依頼、注意喚起を行った。
今後、同様な事がおきないよう他の医療機関にワクチンの管理状況について確認及び注意喚起を行った。