南伊豆の海

2002年3月13日

南伊豆の海

南伊豆の海1

 そこに海が在った。 

 そこに人が在った。 

 そして、時が流れた。 

 

 何千万年という遠い昔、伊豆半島は海の中に在った。地球のエネルギーが火を噴き海底から押し上げてこの伊豆半島を与えてくれた。すべての生命誕生の母、海は生き物だけでなく伊豆半島の産みの親でもあった。そこに人が生活を始めたのは僅か数千年前のことである。 

 美しい山々と広大な海に囲まれた南伊豆。豊かな海と暖かな大気は、そこに棲むすべてのものたちに、ありったけの恵みを与えてくれた。 

 人が暮らし、人が生まれ、人が戦い、人が喜び、人が哀しみ、時として自然の怒りに触れ生きてきた。先人たちはそれを畏れながら今に子孫を伝えた。その子どもたちこそ南伊豆の住人なのである。 

 地球と、自然と、海と、人間と・・・どう付き合うのか。否応なしに教え込まれた南伊豆。とてつもなく大きな自然の力と時の流れが教えてくれた。人間だけが偉いんじゃない。ただ少しの間この惑星に住まわせていただいているのだ、と。 

 どんな暗い夜でも、海は明るい。海に棲むものたちは知っている。そこが故郷であることを。だから海へ帰る。だから海に住む。決して海に逆らわない。彼等は地球を知っている。 

 「人間は進化したのだろうか。」この思いを胸に、ふと南伊豆、海の住人たちに逢ってみたくなった。 

 生きて、生かされて・・・南伊豆。

南伊豆の海2 南伊豆の海3
南伊豆の海4 南伊豆の海5
南伊豆の海6 南伊豆の海7
南伊豆の海8  

お問い合わせ

商工観光課
電話:0558-62-6300