公開日 2021年12月14日
「光回線をアナログ回線に戻せば料金が安くなる」という勧誘にご注意ください!(アナログ回線に戻す手続きはご自身でも可能です)
インターネットの光回線の契約をしている消費者に対して、「アナログ回線(アナログ電話)に戻せば料金が安くなる」などと勧誘し、手続き代行やオプションサービスの料金として高額な請求をするいわゆる「アナログ戻し」のトラブルが増えています。
光回線からアナログ回線に戻すことを勧誘のきっかけとして、実際には、手続き代行やコンサルタントの契約、サービス内容の詳細が不明な生活サポートなどオプションサービスの契約になっているケースがあります。
こうした相談は高齢者を中心に寄せられており、トラブルの未然・拡大防止のため、勧誘を受けた事業者名と契約内容をしっかり確認し、必要ないと思ったらきっぱり断りましょう。
相談事例
<事例> アナログ回線に戻すよう勧誘され承諾したところ、必要のない契約をさせられ違約金を請求された
事業者から両親宅に電話があり「インターネットを利用しないのに月々高い金額を払っているのはもったいない。光回線をアナログ回線に戻してはどうか」と勧誘され、「使わない光回線の料金を払い続けるよりはよい」と思い、承諾したようだ。
約4万円を請求されて銀行振込で支払ったあと、事業者から再び電話があり「アナログ戻しの契約と一緒に補償サービスなども締結している」と言われたが、そのようなサービスのことは聞いていないし、そもそも必要ない。事業者からは違約金を請求されているが、どうしたらよいか。
<アドバイス> 勧誘を受けた事業者名と契約内容をしっかり確認しましょう
大手通信会社やその代理店を名乗っていても、実際は関係のない事業者が勧誘しているケースがみられます。
また、光回線からアナログ回線に戻すことを勧誘のきっかけとして、実際には、手続き代行やコンサルタントの契約、サービス内容の詳細が不明な生活サポートなどオプションサービスの契約になっているケースがあります。
このため、電話や訪問などで勧誘を受けた際には、相手方の事業者名や契約内容をしっかり確認することが大切です。
詳細は国民生活センターのホームぺージ(外部リンク)をご覧ください。
相談窓口
不安に思った場合やトラブルになった場合は消費者ホットライン、または消費生活センター等に相談してください。
〇消費者ホットライン 〈局番なし〉188
〇賀茂消費生活センター 電話:0558-24-2299
受付時間:9時~12時、13時~15時 月~金曜日(祝日、年末・年始を除く)